今でこそ【behringer・B-1】というコンデンサマイクに落ち着いてますが、昔はマイクの右も左も分からず色々購入して数万円というお金を世にばらまいて来ました。今回は僕が今まで使用した『USB接続型マイク』の特徴をレビューします。
アフェリエイトは一切行っておりません |
どの角度から見ても安物の卓上マイク

サンワサプライ MM-MC1
替え歌ビデオを作成する事になった時に『とにかく録音できれば何でもいいや!』と言う流れで購入したマイクです。今回紹介するマイクの中でこれだけはUSB接続ではなく入力端子接続型です。

PCには『ヘッドホン出力(イヤホンジャック)』と同様に『マイク入力(ピンクの穴)』も必ずついてます。ここにマイクから伸びたステレオミニプラグを接続すれPCに音声を認識させる事できます。ネットで適当な『音声録音ソフト』を拾ってくれば録音も可能です。
これが一番簡単かつ、安くできる『音声入力』になりますが、音質は最低レベルなのでおすすめはしません。
SONY ECM-PCV80U

人生で2本目のマイクですが、使った感じはほぼ覚えておりません。コンデンサマイクと謳っていますが、使用感はダイナミックマイクぽかった気がします。
価格は4000円程度で『こんな事もあんな事もできまっせ』と書かれております。色々なマイクを使った今でこそ分かりますが、こんな物に4000円もだすなら他のマイクを買った方がいいです。
発売されてかなりの時間がたってますので相対的な質の低下はしょうがないですが、それなら価格を半額以下にしてほしいです。それぐらい価値がないです。
まあ音質は人それぞれの感じ方があるんで、もちろん『このマイクがいい!』って方もいます。僕はおすすめしたくないのでリンクを切りたいですが参考程度に見てみたいという方の為にそのまま置いておきます。
サンワダイレクトのコンデンサマイク

これは衝撃的なマイクでした。初めて『コンデンサマイク』という物を実感し、感動した記憶が鮮明に残ってます。残念ながら商品の販売は終了してました。
前回のマイクも一応コンデンサマイクだったのですがレベルが全然違います。
マイク本体にヘッドホンを接続して直接『マイクの音』を聴けるのですが、声・ドアの音・グラスの音、めっちゃ拾います。自分の声が妙に綺麗に聞こえます。3000円のクソマイクとはレベルが違うと痛感しました。
しかし逆にめっちゃ静かにしてないと生活音すらも拾ってしまうという悲劇も起ります。余りにも広範囲の音を拾うため、録音時にはエアコンも消していたほど。最初は感動しましたけど、徐々にそういう部分に気を遣うのが面倒くさくなりました。
当時は『買ってみたけど使えない』っていう流れに一番ビビッてたのでUSB接続タイプ以外のマイクを買うのが怖かったんですが【オーディオインターフェイス】等の周辺機器の知識が付いた今なら『このマイク買うぐらいならオーディオインターフェースを買った方がいい』って思います。
USB接続マイクのメリット
・どんなパソコンにも簡単に接続できる
・キャノンケーブル接続の恐怖から逃げる事ができる
USB接続マイク・究極のデメリット
・全ての設定をパソコン上で処理することになる
これが唯一、そして究極のデメリットです。
・PC音をヘッドホンで聞く
・マイク音をヘッドホンで聞く
・録音した音源をスピーカーで聞く
・PC出力の音量を変えたい
・マイクの入力音量を変えたい
こういう細かい切り替えや設定を全てパソコン上で処理する必要があります。あの頃の事を想像しただけでノイローゼになりそうです。とにかく面倒くさいです。
もう何が何やら分からなくなるんですよ。頭がパンクしてパニックになってパンデミックが起こります。録音どころの騒ぎじゃない。ストレスだけが増えていく。
『なんで音が出ないんだ?なんで録音できてないんだ?』なんてザラ。
パソコン側の設定だけでも脳内破壊しそうなのに、録音ソフト側の設定も絡まってくるんですよ。餡かけ五目炒麺じゃないんですから。
解決策としては何度も言いますがオーディオインターフェースの導入です。これが本当に手っ取り早いです。僕も思いましたもん。なんでもっと早く買わなかったんだろうって。
オーディオインターフェイスと出力機器(スピーカーやヘッドホン)にボリューム調整機器を噛ませばパソコンをいじらずとも、つまみを回せば1秒で好きなボリュームに調節出来ますし、端子を差し替える必要も無くなり、作業効率が格段にあがります。
使い方によっておすすめ度が両極端
『マイクは年に1回使えればいい』って方にはUSBタイプがおすすめです。やっぱトータルで見たら安いしお手軽ですからね。僕はやった事ありませんが、スカイプで話しながらゲームする方とか…要するに一回設定すればもう後はほったらかしでいいや!っていう使い方ならUSBの方がいいでしょう。
録音を目的としてマイクを使い続ける…つまり『ゲーム実況』や『うたってみた』をガチでやりたいって方にはデメリットが大きすぎてUSBタイプはおすすめしません。しかしオーディオインターフェース&キャノン接続型マイクを最安値でそろえようとしても20000~30000円はかかります。接続方法も少し複雑です。
USB接続 | キャノンケーブル接続 | |
価格 | 安い | 高い |
接続 | 簡単 | 難しい |
音質 | 悪い | 良い |
作業効率 | 悪い | 良い |
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