お金に困ってる人々に累計230万円を貸して犯罪者扱いされるまで

ごめん、1年かけて絶対返すからお金を貸して欲しいんやけど。

というセリフに騙され、僕はここ数年で何人ものクズに累計約230万円という無駄な金を貸してきました。貸してる僕もクズという自覚はあります。現時点で返ってきてるのは50万円程度で、残りはもう回収不可と考えてます。

世の中にはお金に困っている人が多く存在し、例外なく支払いに追われてます。自分の収入と貯金だけで首が回らなくなった時は必然的にお金を借りるしかありませんからね。

金融機関から借りてくれれば何の問題ないんですが、そういう所は金利が高いし、なんか怖そうだし、全力で取り立てに来そうなので出来れば借りたくない。親から借りるとなれば金利は無いけど借りにくいし、そもそも言い出しにくい。こんな状況に陥ってまで、まだ自分はいい子供で居たいのです。

という事で基本的には消去法で残る新旧の知人を訪ねます。多少借りにくさはありますが、上手くいけば無金利・無担保が可能。取り立て技術も無いから怖くないし、最悪関係を切ってしまえば借金もチャラ。長い付き合いのある友達・一見そういう風に見えない知人・職場関係の人間・親族・もうどこからでもウジの様に湧いてきます。凄い生命力。

本当にうざったいですが僕もつい貸してしまうんです。貸したらどうなるか?も分かってて貸してるんですから本当にクソ馬鹿ポイポイピー野郎ですよ。という訳で今回は自分への戒めの意味も込めて書きます。これを読んでる皆さんもこれから先の人生で『お金を貸してほしい』って言われる事があるかもしれません。そんな時にこの記事を思い出してもらうと被害は最小限に食い止められると思います。頭の片隅に置いておいてください。

まずハッキリ言っておきますが貸した金が返ってくるワケがありません。貸借問題なんて昔から幾らでもあるし、こんなセリフ聞き飽きてると思いますけど本当その通りなんですよ。返ってくる場合もあるんですが『返ってくるはずがない』と思っておくのがベストです。それが分かってても貸してしまうボンクラがここに実在してるんで、今一度しっかり頭に叩き込んでください。

もし貸すなら、返ってこなくてもいい金額だけ貸してください。というか貸すというよりもその金はやるから二度とくるなっていうスタンスが正解です。それを手切れ金って言う人もいますが、なんでこっちが金はらって関係切らないかんのや?って感じですよね。おかしな話です。でかい蠅の駆除代と考える方がしっくりと来ます。

金を借りに来たヤツは120%『絶対返します!』っていうセリフを吐きます。これはもう常識問題すぎてテストにも出ませんが一応触れておきましょう。その時は本当に『絶対返す』っていう気持ちが有ったとしても、時の流れと共に消滅します。雨の中に放置された綿菓子と思ってください。

金を借りるタイミングだと本人は鬼気迫ってるので、借りれると分かった瞬間にものすごい感謝を表明します。ものすごいデカい綿菓子を作り始めます。ありがとう!本当に助かった!この恩は必ず返します!と。もちろん全て綿菓子なので時間と共に消滅します。このセリフが吐かれているという事は『今渡した金は返ってこない』と思って大丈夫です。もう手遅れなので諦めましょう。

基本的に金の管理が下手な奴は報告・連絡・相談が出来ません。社会人として欠陥がありますから。約束の期限が近付いたとしても、自分から連絡してくることは皆無。こちらから催促していかなくてはならないのですが、ここが一番の問題点。

困った人に金を貸して助けてあげる僕は天使として崇められますが、約束の期限を過ぎたのでお金を返して欲しいと最速する僕は悪魔として忌み嫌われます。劇的ビフォーアフターも真っ青の手のひら返し。確か良い事をしたはずなのに、気が付けば悪者になってるんです。

金を貸すという行為の一番怖い部分は、立場が完全に真逆になるという事です。貸した側が加害者・借りた側が被害者の構図に100%なります。これはマジで覚悟しといてください。こちらの言い分は何も間違っていないにも関わらず、借りた側は『開き直り』という玉ねぎ剣士しか装備できないオニオンソードという最強の武器を使って戦いを挑んできます。

ごめんもうちょっと待って。今月はこれだけでもいい?いや、だから今、お金ないって言ってるじゃん。お金ないのにどうやって返せばいいの?わたしに死ねっていうの!?

悲劇のヒロイン誕生の瞬間です。僕は殺人を起こそうとしてる犯罪者予備軍となります。ここまで来たらもう普通に対処しても無理です。もともと正常に回ってない頭が夜の加速度に背中を押され正常に回ってません。自分を守る事だけに集中してるので人の話なんて聞きません。正論で優しくお話をしても火にメチルアルコールを注ぐだけ。

ということであなたは3つの選択肢から1つを選ぶ事になります。①潔く諦める②無駄と分かってても待つ②法律相談所へ駆け込む。あーあ、最初から貸さなけりゃこんな事にならなかったのに。面倒くさ。

もちろんお金を貸すときに口約束じゃだめですよ。奴らは約束を破るプロです。録音してても証拠として能力があるかどうか微妙です。という事で借用書的な書類を作ることをお勧めしますが、僕は基本的に作ってません。冒頭に言った様に『蠅の駆除代』と思ってますので、返ってこないならもうそれで終わりです。

借用書を作る時はその辺のノートを破って、金額と期限を一筆かいて、お互いの実名書いて、判子おして…ってやり方がありますが『絶対に返してもらおう』と気持ちが1gでも有るのならお勧めしません。形だけでも…と思って作っても本当に形だけで終わります。そんな素人が即席で作ったチキンラーメンみたいな紙切れに借金回収能力はありません。後で弁護士に持っていっても笑われるだけです。

なので弁護士か公正証書か何かに頼んでガチの借用書を作ってもらう必要があるんですが、これを提案するのはかなり効果があります。もちろん書類作成代は借りる側が出す事になりますが、真面目にガチで借りに来てる人なら『それが一番安心だね』となります。

が、クズは違います。一番嫌いな不慮の出費が発生する事になり確実に面倒くせえなの流れを醸し出します。そもそも『知人ならすぐ貸してくれるだろう』という甘えた考えで来てるんで、たった10万円借りるのにそこまでやる?って気持ちが表情や言動に現れます。ここでトドメ。

貸したいのはやまやまだけど、書類を作らないのなら貸せない。

僕の様に『頼まれたら断れない民族』にとっては、これが一番無難に対処できる方法でしょう。おそらくこの時点で借りる事を諦めると思います。そこまでやられたら絶対に返さなくてはいけなくなるからです。やつらは借りに来てるんじゃありません。貰いに来てるんです。

法的力を持った書類に対し開き直りは効きません。家、車、給料、差し押さえが可能になるので逃げようが無いわけですね。ただし家も車も給料も無いヤツから金は出てきませんからね。自己破産でもやられりゃ終わりですよ貸した側なんて。商売として金利を考えて貸す方がまだマシ。

善意で貸して得する事なんて一切ありません。無意味な面倒と精神的苦痛を背負うだけです。下手すりゃ逆切れされて刺されてチーンです。

金を貸してはいけない。分かっていると思いますがこれが結論です。今まで色々貸してきて、痛感しました。貸そうが貸すまいがどうせそいつとの関係は切れます。てか切った方が身のためです。という事で最善の対処法はこちら。

電話の場合『もしもし、実は金を貸してほしいんだけど…』『無理やね』ピッと即通話切って即着信拒否。

家に来た場合(玄関編)『実はお金を貸してほしいんだけど…』『無理やね』ガチャ即玄関しめて即着信拒否。

家に来た場合(リビング編)『実はお金を貸してほしいんだけど…』『主人(妻)に相談するからとりあえず帰ってもらっていい?』(理由は何でもいいので一刻も早く帰す事が大事)3時間後『やっぱ無理』ピッなるべく早く断って即着信拒否。

全てに共通する優良対処法としては絶対に話を聞かないというのが一番大事。少しでも隙を見せればガツガツ踏み込んでくるのでハッキリ『無理』と伝える勇気。そしてその後の関係を断ち切る。これで完璧。

今回は以上です。もうすでに公正証書無しで貸してる人は諦めてくださいはい僕です。